2024年8月27日現在、台風10号は日本の南を北上中で、本州付近に接近する見込みです。西日本への上陸の恐れもあるため、最新の進路予想から目が離せません。ここでは、気象庁、米軍、ヨーロッパの予測モデルによる進路予想を比較していきます。
【最新】台風10号2024年の進路予想を徹底比較!気象庁・米軍・ヨーロッパモデルの見方は?
気象庁の予想
【#台風10号】
— 東 杜和(気象予報士・防災士) (@towa_weather) 2024年8月25日
更新されるたびに嫌な進路になるので見るのがつらいです。
ヨーロッパがまだですが、各国とも四国〜九州を通るような予想に(全部まとめて外れることもある)
中心気圧はばらばら。(950は下回らないと思う、、)
雨量は2日間で500ミリ前後。
それでもまだ3日あります。備えを進めて。 pic.twitter.com/oBmTUfr6tf
気象庁の予想では、台風10号は西寄りに進みながら次第に北寄りに向きを変え、29日には九州に非常に強い勢力で上陸する可能性が高まっています。その後は北東へ進路を変え、強い勢力で中国・四国、近畿・東日本の方面へ抜けていく見込みです。
米軍(JTWC)の予想
米軍合同台風警報センター(JTWC)の予想でも、台風10号は九州の南まで北西に進み、その後北東に転じて九州から中四国・近畿方面へ進むとしており、気象庁の予想と大きな違いはありません。九州の西側に達する可能性も示唆されています。
08/27 10:30時点のJTWC(米軍)による #台風10号 の予想進路
— ライブカメラ検索マップ (@web_camera) 2024年8月27日
瀬戸内海を横断するような進路になっています
※日本時間にするには9時間を足します。28/18Zであれば、29日03時 https://t.co/fPUJqXfTtj https://t.co/xIrCNM5aVV pic.twitter.com/ak0VJdugRD
ヨーロッパ(ECMWF)モデルの予想
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)のアンサンブル予報では、九州上陸後に日本列島を縦断するコースを示すデータが多くなっており、気象庁や米軍の予想よりもさらに西寄りを進む可能性が示されています。
ヨーロッパ中期予報センターのアンサンブルメンバー
— 台風専門ちゃんねる(Typhoon Specialty Channel) (@STY1330) 2024年8月25日
ほとんどのメンバーが北緯30度付近で転向し、発達した状態で愛知県より西に上陸、その後北日本に向かうとしている#台風10号 #台風直撃 #台風情報 pic.twitter.com/aXoPyhSRCF
ヨーロッパの気象予想だとドロップカーブの様に急激に曲がる予想になってるな、、、日本列島をなぞる様に横断するつもりかよ。#台風10号 pic.twitter.com/biKLTxjKi4
— のりぴー (@noripy5500) 2024年8月25日
各予想のまとめと注意点
- 気象庁・米軍・ヨーロッパモデルの予想は概ね一致しており、29日頃に台風10号が九州に上陸し、その後本州を縦断する可能性が高い。
- ただし、ヨーロッパモデルではより西寄りのコースを予想。台風の進路には不確実性が残る。
- 台風10号は非常に強い勢力で上陸の恐れ。暴風・大雨・高波・高潮などの危険が予想される。
- 台風の動きが遅いため、影響が長引く可能性あり。十分な備えと最新情報の確認が必要。
気象庁を中心に、米軍やヨーロッパの予測も参考にしつつ、今後の台風情報から目が離せません。地域の避難情報にも注意し、危険な状況になる前の早めの行動を心がけましょう。