花火大会 爆発事故 カップル

花火大会 爆発事故 カップ

2013年8月15日に京都府福知山市で開催された花火大会で、露店が爆発する事故が発生しました。この事故により3人が死亡し、54人が重軽傷を負いました。

事故の原因は、露店の店主が発電機にガソリンを給油する際、高温になっていたガソリン携行缶からガソリンが噴き出して引火したことでした。

事故現場の近くにいた若いカップルは、そのガソリン携行缶を発電機の近くにずらして座っていましたが、「熱くない?」と言ってその場を立ち去ったそうです。携行缶は発電機の排ガスの熱風を浴びて高温になっていたと見られています。

事故で10歳の息子を亡くした遺族の山名さんは、息子が病院に運ばれた時の状況を「からだ全体がパンパンに腫れていて、髪の毛もチリチリで、ところどころ皮膚がべろんってめくれた状態だった」と語っています。

この事故以来、福知山市内では11年間、露店が出る大規模な花火大会は開催されませんでした。しかし2024年、事故から11年ぶりに花火大会が再開されることになりました。安全対策を徹底し、事故の犠牲者を悼みつつ開催に至ったようです。

 

要点まとめ

- 2013年8月15日、京都府福知山市の花火大会で露店爆発事故が発生
- 原因はガソリン携行缶の取り扱い不注意。若いカップルが缶を発電機近くに置いていた
- 3人死亡、54人重軽傷。10歳男児も犠牲に
- 事故後11年間、福知山市内で大規模花火大会は中止
- 2024年、安全対策を徹底し、犠牲者を悼みつつ花火大会が再開