阿部詩の号泣炎上!泣きすぎ見苦しい恥ずかしいなどの声

阿部詩選手の号泣は「泣きすぎ」なのか？敗戦の悔しさと重圧の涙

パリオリンピック柔道女子52kg級で、金メダル候補の阿部詩選手が2回戦で敗退しました。試合後、阿部選手は畳にしゃがみ込み、大粒の涙を流し続けました。その姿に、多くの人が心を動かされる一方で、「泣きすぎでは」「みっともない」といった批判の声も上がっています。

阿部詩は対戦相手を格下と侮り敗北したという印象になっており

号泣し敗けを認めない姿が見苦しい武士道として…と言われています。

阿部詩一歩負け→大号泣→パリの観客拍手とコール、この光景がとても良かったのに、Twitterだと恥を晒すなとか言ってて、ほんとお前ら…。
— れじみ (@rejimi31) 2024年7月28日

正直、阿部詩の大号泣は情けない
勝負に負けはつきもの
なのに、衆目の前で恥ずかしげもなく大号泣する様は、見苦しいとしか思えなかった
頑張ったと思うが、こういうのはいただけない
— 夜鳴梟 (@alaida_mmo) 2024年7月28日

阿部詩、

負けるのは仕方が無いけど、

あの奇声と号泣は、負ける事が無い格下の相手からの一本負けの結果を受け入れられない気持ちの現れからか、

次に向けて気持ちを切り替えれればいいのですが、
— 。自由人。@毒吐きます。 (@dokudoku_de_go) 2024年7月28日

阿部選手の涙の理由は、ただ負けたショックだけではないでしょう。兄の一二三選手と共に兄妹2冠を目指していた彼女にとって、その夢が潰えた悔しさは計り知れません。金メダルを期待する周囲の重圧に加え、自身の悲願も断たれた無念さから、感情を抑えきれなかったのかもしれません。

一方で、対戦相手への配慮に欠けるとの指摘[3]、大会進行の妨げになったこと[3]など、批判にも一理あるように思えます。武道の試合では、潔く負けを認め、すぐに退場するのが望ましいとされます。[4] 阿部選手も、もう少し感情をコントロールできれば良かったのかもしれません。

しかし私は、阿部選手の涙を責めるつもりはありません。むしろ、あれだけ悔しがれるということは、それだけ全身全霊を捧げて戦ったということ。彼女の涙は、敗戦の悔しさと無念さの裏返しであり、柔道への真摯な思いの表れだと思うのです。

確かに、もう少し早く立ち去れたら良かったかもしれません。しかし、あの状況下で冷静になれと言うのは酷というもの。彼女なりに精一杯、感情と向き合っていたのではないでしょうか。

メダルを逃した悔しさ、兄妹2冠の重圧、日本中の期待、そのすべてが込み上げての涙だったのだと思います。決して「泣きすぎ」でも「みっともない」でもありません。

むしろ、あの涙にこそ、スポーツの真髄とも言える「全力を尽くす」姿勢が表れていたのだと、私は感じずにはいられません。彼女の思いが詰まったあの涙を、前向きに受け止めていきたいですね。

今回の敗戦を糧に、阿部選手がさらなる高みを目指して頑張ってくれることを願っています。彼女の健闘をたたえつつ、これからの活躍にも期待しましょう。