アニメ『ドラえもん』の野比のび太役などで知られる声優の小原乃梨子さんが7月12日、88歳で亡くなったことが明らかになりました。所属事務所の81プロデュースが発表しました。
【速報】「ドラえもん」野比のび太役・小原乃梨子さん死亡 88歳 声優界の大御所
声優・小原乃梨子さん死去 88歳
— ORICON NEWS【アニメ】 (@oricon_anime_) 2024年7月23日
「ドラえもん」のび太の声などで知られるhttps://t.co/Xkd53ZLHFB
🎙小原さん代表作
「ドラえもん」野比のび太
※テレ朝版 (1979~2005)の初代声優
「未来少年コナン」コナン
「アルプスの少女ハイジ」ペーター
「ヤッターマン」ドロンジョ様… pic.twitter.com/BYjANoBTGN
小原さんは1935年10月2日生まれ、東京都出身。1979年から2005年までの約26年間、『ドラえもん』でのび太役を担当し、その愛らしい声と演技で多くの子どもたちに夢と希望を届けてきました。
『ドラえもん』以外にも、『未来少年コナン』のコナン役、『アルプスの少女ハイジ』のペーター役、『ヤッターマン』のドロンジョ役など、数多くの作品に出演。幅広い役柄を演じ分ける実力派として知られていました。
また、洋画の吹き替えでは、ブリジット・バルドーやカトリーヌ・ドヌーブ、ジェーン・フォンダ、シャーリー・マクレーンといった名優の声を担当。卓越した演技力で高い評価を得ていました[3]。
2007年には、長年の功績が評価され、第1回声優アワードで功労賞を受賞しています。
81プロデュースは「生前中の御厚誼を深謝し、謹んでお知らせ申し上げます」とコメント。葬儀は親族のみで執り行われたとのことです[6]。
小原乃梨子さんの訃報に、ファンからは「子供の頃からのび太の声に親しんできた。寂しい」「アニメの中で永遠に生き続けてほしい」など、悲しみの声が寄せられています。
声優界のレジェンドであり、多くの作品で活躍された小原乃梨子さん。その功績と魂は、彼女が演じたキャラクターとともに、私たちの心の中で生き続けることでしょう。心よりご冥福をお祈りいたします。
小原乃梨子さんが亡くなった後の「ドラえもん」の放送について
野比のび太の声優・小原乃梨子さんのご冥福をお祈りします😭
— ヒロロンZ (@Z37510029) 2024年7月23日
天国でまた、大山のぶ代さんとタッグ組んで欲しいな🥹(BGMドラゴンボールっぽいな🤣)#ドラえもん#野比のび太#のび太#声優#小原乃梨子さん#大山のぶ代#ドロンジョ様#ペーターpic.twitter.com/M3yvWavC13
小原乃梨子さんの訃報を受け、「ドラえもん」の放送に関しては以下のような影響があると考えられます。
1. 追悼放送の可能性
テレビ朝日は小原さんが26年間ものび太役を務め、多くの子どもたちに夢と希望を届けたことを追悼しています[5]。このため、彼女の功績を称える特別番組や、「ドラえもん」の過去の名作選などが放送される可能性があります。
2. 声優交代の影響
小原さんは2005年にのび太役を大原めぐみさんに引き継ぎました[1][3]。一方で初代ジャイアン役のたてかべ和也さん、初代スネ夫役の肝付兼太さんも近年亡くなるなど、国民的人気アニメでは声優の世代交代が進んでいます[3]。今回の訃報により、視聴者の中には初代キャストへの思い入れを改めて感じる人もいるでしょう。
3. 「ドラえもん」の歴史の振り返り
小原さんは「ドラえもん」の黎明期を支えた功労者です。彼女の死去を機に、番組の歴史や彼女の演技が改めて注目されるかもしれません。過去の名シーンの紹介や、声優の貢献に関する特集など、番組の歴史を振り返る企画が放送される可能性もあります。
4. 視聴者からの追悼の声
小原さんの訃報は視聴者に大きな衝撃を与えています。SNSなどでは「子供の頃からのび太の声に親しんできた。寂しい」「アニメの中で永遠に生き続けてほしい」など、追悼の声が多数寄せられると予想されます[1]。
以上のように、小原乃梨子さんの死去は「ドラえもん」の放送に大きな影響を与えると考えられます。彼女の功績が改めて脚光を浴び、視聴者の間でも彼女への感謝と哀悼の思いが広がっていくことでしょう。