フジロックフェスティバル2024の全面中止を求める声があるようですが、現時点では主催者側からフェス自体の中止は発表されていません。ただし、一部アーティストの出演キャンセルが相次いでいます。
フジロック 中止しろ なぜ?
【FUJIROCK FESTIVAL'24】#フジロック
— おすすめ音楽紹介 (@E6jLy) 2024年7月25日
おすすめ出演アーティスト:3日目 ch.1
配信時間:7/28(日)13:00〜
"歴史上最も偉大な100人のシンガー"にも選出された伝説的シンガーソングライターRufus Wainwrightが、2020年の開催中止から4年の時を経てフジロック出演が遂に実現。https://t.co/poNKKyibeJ pic.twitter.com/Y0gd5HVIHw
まず、初日7月26日のヘッドライナーを務める予定だったSZAが、アーティスト都合によりキャンセルとなりました。SZAのキャンセルに伴うチケットの払い戻しは行われないとのことです。
また過去には、2020年に●ロナ●イルスの●染拡大を受けて24年の歴史で初めて中止となりました。2021年は規模を縮小し、国内アーティストのみの出演で開催されましたが、開催時期が近づくにつれSNS上で中止を求める声が高まるなど、批判も多く寄せられました。
しかし今年のフジロックは、感染対策を徹底した上で予定通り開催される見込みです。会場への入場者数制限、マスク着用の徹底、大声を出さないよう呼びかけるなど、運営側・来場者双方の自覚と責任ある行動が求められています。
フジロックは「自分の面倒は自分で見る」「助け合い、譲り合う」「自然を大切にする」という3つの理念を掲げ、来場者のモラルの高さでも知られるフェスです。●ロナ●でのイベント開催のモデルケースとして注目を集めています。
フジロック オワコン?
フジロックフェスティバルについて、近年「オワコン」と言われる理由をいくつかまとめました。
1. 来場者の高齢化
- 30代・40代が中心の客層となっており、10代・20代の若者の参加が少ない。[13]
- チケット料金の高さや立地の不便さなどが若者の参入障壁になっている。
2. ロックファン層の減少
- かつてのようなロック全盛期と比べ、ロック音楽ファンが全体的に減少傾向にある。
- 多様化する音楽シーンの中で、ロックの相対的な存在感が薄れている。
3. 幅広すぎる音楽ジャンル
- ロック以外にも様々なジャンルが混在し、フェスとしてのアイデンティティが不明確。
- 「ロック」の看板と実際の内容の乖離に違和感を覚える人もいる。
4. 運営面での問題
- 2020年の中止決定の遅れなど、コロナ禍での対応に批判が集まった。[4]
- 出演者キャンセルへの払い戻し対応にも不満の声がある。[1]
5. 若者へのアピール不足
- 話題の若手アーティスト起用など、新規客層の取り込みが不十分。[13]
- 今年のCMも中年男性向けで若者受けを狙っていない、といった指摘も。
ただし「オワコン」と言われつつも、根強いコアなファン層に支えられ、今年で25回目の開催を迎えるフジロック。マナーの良さや自然との共生といった独自の魅力は健在です。
新しい客層の開拓と、フェスの核となる価値観の再定義が、フジロックの今後を左右するポイントになりそうです。