ブックオフ臨時休業どこの店舗?架空買い取り疑惑

ブックオフの一部店舗で臨時休業や営業時間変更が行われるようです。その理由と影響について、現在分かっている情報をまとめてみました。

ブックオフ、複数店舗で架空買い取りなどの不正の疑い

ブックオフグループホールディングスは6月25日、子会社が運営する複数の店舗で、従業員による架空買い取り、在庫の不適切な計上、現金の不正取得などの可能性があると発表しました。

これを受けて、事実関係の調査のため、6月27日から7月1日にかけて一部店舗で臨時休業や営業時間変更を行うとのことです。

影響を受ける店舗は400店以上、棚卸し作業のため

臨時休業や時短営業の対象となるのは、全国の直営店(フランチャイズ店舗を除く)約450店舗のうち400店舗以上とみられています。この間、店舗では棚卸し作業が行われる予定です。

各店舗の営業状況については、ブックオフの公式サイトで順次公表されています[9]。利用予定の方は事前の確認が必要そうです。

決算発表の延期、特別調査委員会も設置

ブックオフグループでは、不正の実態解明のため、弁護士などによる特別調査委員会を設置しました。また、7月16日に予定していた2024年5月期決算発表も延期するとのことです。

利用客からは心配の声も

店舗に通う利用客からは、「そういうことが本当に起こっていたのだとしたら残念」「中古品は信頼関係が大事なので、そこはしっかりしてくれると、安心して売ったり買ったりしやすい」といった声が聞かれました。

ブックオフでは、今回の事態を受けて、再発防止策の策定を含めた説明責任を果たしていくとしています。調査の行方が注目されます。

 

ブックオフの臨時休業どこの店舗?

 

ブックオフの臨時休業はどの店舗が休業しているの

ブックオフグループは、一部店舗で従業員による架空買い取りなどの不正の疑いが発覚したため、6月27日から7月1日にかけて全国の直営店約450店舗のうち400店舗以上で臨時休業や営業時間短縮を行い、棚卸し作業を実施しています。

具体的な店舗リストは、ブックオフの公式サイトで公開されています。主な地域の休業店舗は以下の通りです。

- 北海道:札幌市内の8店舗、函館市内の4店舗など
- 東北:仙台市内の6店舗、青森・秋田・山形の各店舗など
- 関東:茨城県内の13店舗、群馬県内の6店舗など
- 中部:愛知県内の30店舗以上、三重県内の9店舗など
- 近畿:大阪府内の40店舗以上、兵庫県内の20店舗以上など
- 中国・四国:広島県内の13店舗、香川県内の6店舗など
- 九州・沖縄:福岡県内の26店舗、熊本県内の7店舗など

一方、フランチャイズ店舗の多くは通常通り営業しています。

店舗ごとの営業状況は随時更新されるため、利用予定の方は事前にブックオフ公式サイトをご確認ください。なお、休業店舗では棚卸し作業のため、この期間中は買取や販売を行っていません。

ブックオフグループでは、不正の実態解明のため特別調査委員会を設置し、事実関係の調査を進めています。また、7月16日に予定していた2024年5月期決算発表も延期するとのことです。