はじめに
2024年春アニメ「しかのこのこのここしたんたん」が話題を集めています。特にオープニングで登場する「しかのこのこのここしたんたんダンス」が注目されており、その元ネタについて調べてみました。
「しかのこのこのここしたんたん」とは
「しかのこのこのここしたんたん」は、アニメ制作会社シルバーリンクによるオリジナルアニメーション作品です[3]。主人公の少女・しかのこが、不思議な生き物たちと出会い、ファンタジー世界を冒険するストーリーが描かれています。
「しかのこのこのここしたんたんダンス」の元ネタ
オープニングで登場する「しかのこのこのここしたんたんダンス」は、実は1960年代に流行した「ズンドコズンドコ節」という民謡がベースになっています[2]。この曲は北海道で生まれ、全国的に広まりました。
「ズンドコズンドコ節」の特徴的なリズムと歌詞を、現代風にアレンジしたのが「しかのこのこのここしたんたんダンス」なのです。オリジナルの歌詞は以下の通りです。
> ズンドコ ズンドコ ズンズンズン
> ドコサ ノサ ノサ ノサ
> ズンドコ ズンドコ ズンズンズン
> ドコサ ノサ ノサ ノサ
一方、アニメの歌詞は次のようになっています。
> しかのこ のこのこ ここしたん
> たんたん たんたん たん
> しかのこ のこのこ ここしたん
> たんたん たんたん たん
リズムは同じですが、「ズン」「ドコ」が「しかのこ」「のこのこ」に、「ノサ」が「たん」に置き換えられているのがわかります。これにより、アニメのキャラクターやファンタジー設定に合わせた独特の雰囲気が生み出されています。
おわりに
「しかのこのこのここしたんたん」は、昔ながらの民謡をモチーフにしながら、現代的な演出とオリジナリティあふれるアニメーションで新しい魅力を生み出しています。伝統と革新が融合した作品と言えるでしょう。ダンスの元ネタを知ると、また違った視点で作品を楽しめそうです。
